トライ式高等学院オフィシャルブログ
宮城 仙台校ブログ記事
2011年11月30日
仙台校ブログ
大学入試には、一般入試、推薦入試などがあります。
一般入試は2月、3月に実施され、英語、数学、国語といった
学科科目の得点によって合否が決定されます。
一方で推薦入試の場合、試験方式が全く異なっており、
各大学で工夫を凝らした入試形式になっています。
一般には、その大学・学部・学科などに
「なぜ入学したいのか」
という部分を突き詰めていき、
本当にその大学に入るにふさわしい人物であるかどうかを、
判断される入試と言えます。
入試形式は、
①面接試験と小論文のみ
②学科試験
など、様々です。①のみの大学も少なくありません。
面接試験しかなかったり、普段は学習していない小論文などは、
十分な対策を取らずに入試を迎えてしまう受験生も多いものです。
しかし、この入試を突破するためには、相応の準備が必要です。
【授業例】
A. 志望理由書の指導 (方式:対面指導/FAX指導)
①志望理由書の書き方(オリエンテーション)
・きっかけ⇒どんな体験がきっかけで、○○の方面に進もうと思ったのか?
・社会的意義⇒何のために、その仕事をするのか?
⇒その仕事を通して、社会の中でどのように役立ちたいのか?
・その学校の魅力⇒その学校のどんな点に魅力を感じたのか?
②自己理解・自己実現について(倫理などの教科書,自己分析)
⇒生徒が自分の人生を見つめ直し、自己理解を深めていく「成長のプロセス」を踏ませることが大切である。
⇒倫理などの教科書に載っている「自己実現」
(=自分の能力を通して、社会の中で人の役に立つこと。)の概念を十分に理解させること。
⇒「性格診断」は、生徒の自己理解を深めるのに非常に役立つ。
③添削指導(数回)
④清書
B. 課題レポートの指導 (方式:対面指導/FAX指導)
①課題内容の理解
②課題レポートの書き方(オリエンテーション)
⇒構成のしかた:序論・本論・結論
⇒内容の基本:自分の意見+理由・根拠
③参考図書の読み込み
⇒重要な箇所の要約
④構想メモ作り
⑤添削指導(数回)
⑥清書
C. 面接指導 (方式:対面指導/FAX指導)
①面接指導の手順(オリエンテーション)
⇒面接は、志望理由書を基に行われる。
⇒想定問答集の作成(志望理由書を基に)+模擬面接
②予想される質問項目の作成
◎その学校で学びたい理由は?
◎その学部・学科で学びたい理由は?
◎将来その仕事に就きたい理由は?
③質問に対する自分なりの答えの作成
④答えを添削
⑤模擬面接(数回)
今年は、このような要領で多くの高3の生徒さんがチャレンジしました。
本来は合格しにくい推薦入試に、多くの生徒さんが合格しました!
詳しい合格校などは追って報告させていただきますが、
普段から真面目に将来を考え、学習を積み上げてきた
トライ式の生徒さんだからこそ、推薦入試でも力が発揮できたのでしょう。
まだ一般入試にチャンレジする受験生も多くいます。
この勢いで、全員第一志望合格を目指しましょう!