静岡・浜松・三島キャンパスのブログをいつもご覧いただき

 ありがとうございます！！

おかげさまで、今回 なんと１１回目 になりました（＾＾)V

前回、十人十色ということでしたが・・・

皆さん、「パーソン・センタード・ケア」という言葉ご存知でしょうか？

実はこれ、イギリスの心理学者が提唱した認知症の人を尊重し、１人１人にあった

ケアを導き出すという考え方なのだそうです。

まさに、人生は十人十色。

その人自身が「大事にされている」「尊重されている」という気持ちを持てるケアを目指す考え方です。

そんな個々の人々を大切にする介護福祉士の仕事を目指し、

現在、介護職員初任者研修に通う、三島キャンパスのHさん！

介護の仕事につきたいという夢のあるHさんと一緒に、早昼を食べ、

お話を伺うために静岡LC（研修場所）に向かいました。

Hさんは、介護研修の場に足を運ぶのが楽しみで仕方ありません！

よく考えれば、TELで問い合わせしたものの、アポもとらず１３時前に行ったのは・・・

・・反省しています。

しかし、そんな私たちを快く大きな器で迎え入れてくださったのが、

高校の養護資格を持つ、７０歳の介護現場を歩いて来られたベテランのN先生！

一目、Hさんをみて、真面目で努力家、コミュニケーションもしっかりとれる子だと

見てただけたのでしょう。

すぐに分厚いテキストを数冊 ドンと持ってきてくださり・・・

夢を目の前にHさんの目はきらきら☆

でも～研修は・・9時～１７時迄ぎっしり・・・

「私は、高校生で勉強もしていて・・・この講座の時間以外、家で勉強する時間は必要ですか？」

その瞬間、N先生はHさんに、

「や・る・の・よ～！！あなた、充分できるわよ。

勉強は昼間だけでしょ。アンダーラインをひいたり効果的な授業をするから。

私なんて、資格を沢山持っているおかげで、７０歳のこの年齢でも引張りだこなの！

や・る・の・よ！」

50歳代にしか見えない先生のお言葉・・・これ以上ない説得力でした！

そんなHさん、今現在、介護研修の日には、全員に缶コーヒーを買ってくださる60歳を超えた

お優しい男性から、バリエーション豊かな講師陣と・・・社会が広がり

生き生きした毎日を送っています。

こんなふうに

年齢も人種も超えた社会に足を踏み入れると

そこに意外な世界が広がっているかもしれません（＾＾)b