こんにちは、福岡天神キャンパスの山下です。

今月に入り、全国のキャンパスからうれしい合格ニュースが届き始めています！
福岡天神キャンパスの生徒さんたちも入試本番に向けて必死に頑張っています。

今日は、お子様の不登校・引きこもりに直面している親御さんへのメッセージを書かせていただきます。
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福岡天神キャンパスへ通っている生徒たちは、ほぼ全員が不登校や引きこもりといった時期を経験
しています。

そして、親御さんの中には、ただ子供の問題として捉えるのではなく、
『家族の抱えている問題を「この子」が表面化してくれている』と捉えて、家族全員で向き合っている
方もいらっしゃいます。

「自分の家庭は問題を抱えている」　このように受け止めるには、大きな勇気が必要ですよね。

私もそうですが、誰しも　「自分の家族は問題ない」　と思いたいものです。
周りから　「あなたの家族は問題を抱えています」　と言われても、「そんなことはない！」と全力で否定
したくなります。

しかし、家族の中で一番弱い立場の存在である“子供”は、素直にSOSを発信してきます。
そのSOSの１つが、不登校・引きこもり　なのではないでしょうか。

◇なぜうちの子供が不登校になってしまったの？
◇他の兄弟はこんなこと無かったのに、なぜこの子だけ？

子供が直面している問題を、どうか子供だけの問題として捉えないでほしいのです。
勇気をもって、親御さん自身が、自分たちの問題かもしれない　と受け止めてみると、驚くほど早く
問題解決の糸口が見つかることがあります。

知らず知らずのうちに、親の価値観・期待を子供に押し付けてはいないだろうか。
明確な言葉ではなくとも、日常の何気ない会話から、子供は親の期待を読み取ります。

子供はいつだって親に認めてもらいたいと思うものです。
親御さんが子供だった頃の事を思い出してみてください。どんな子供でしたか？
褒められたい、認めてほしいと思ってはいませんでしたか？

子供の立場になって考えることはとても難しいですよね。
子供の側も、親の立場になって考えるのは相当難しいです（親の心子知らずですね。。）
しかし、自分自身が子供だった頃の気持ちを思い出すことはそれほど難しくはないと思いませんか。

どうか一度、子供の頃のことを思い出し振り返ってみてください。
ご両親に対してどんなことを思っていたか。どんな風に感じていたか。そしてご両親はどんなことを
大事にしてこられた方達だったか。

これまでの人生で大切にしてきた価値観は、本当に今でも大切にしなければならないものなのか。
誰かから受け継いだものを、そのまま子供に押し付けてはいないだろうか・・
本当は、親御さん自身が窮屈な価値観に縛られて苦しんではいないだろうか・・・

子供の不登校や引きこもりの問題を自分の事として捉えたとき、きっと大きな不安が押し寄せてくる
かもしれません。親御さん自身のSOSも、どうぞ表に出してください！
子育てをひとりで抱え込まないことが問題解決への一歩だと強く信じてほしいと思います。

福岡天神キャンパスには、実に個性豊かな生徒たちが自分の課題と向合い、今一生懸命生きています。
親御さんも同じです。

是非お子さんのことを聞かせてください！

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