トライ式高等学院オフィシャルブログ
東京 飯田橋校ブログ記事
2016年3月22日
飯田橋校ブログ
A joyful evening may follow a sorrowful morning. (人間万事塞翁が馬)
トライ式高等学院のブログをご覧頂きありがとうございます。
3月13日(日)に東京国際フォーラムにて卒業式が挙行されました。
また、日頃からお世話になった先生方や、卒業まで暖かい愛情を持って見守って頂いた保護者の方々も、お忙しい中参列頂きました。
式は国際フォーラムという大きな会場で行われましたが、およそ400人の参列者の中、大変厳かで、感動的なものでした。特に、最後の卒業生の答辞では、代表のSさんの言葉に多くの方が涙していました。本当に素晴らしいものでした。
式後は、卒業生達と歓談をし、また、記念撮影をみんなで行い、和やかな内に終わりました。
式辞では「人間万事塞翁が馬」について述べられていました。中国の故事で、塞翁の馬が逃げたが(本来ならがっかりするはずが、塞翁は動じることはなった)、北方の駿馬を率いて戻ってきた(今度は喜んでいいはずだが、塞翁はやはり泰然と構えていた)。そして、喜んでその馬に乗った息子は落馬して足を折ったが(不幸だと塞翁は嘆くことはなかった)、ために息子は戦士とならず命長らえたという故事です。
人生は、辛いことも、苦しいことも必ずありますが、それで終わるのではなく、必ず良きことも起きる。悲しみも、苦しみも、すべてそのことには意味があるのだと思います。人生をどのように見れば良いのか、その見方によって大きく変わると考えてよいということです。
言い換えれば、辛いことも、苦しいことも、人が成長する為に与えられたものだとも言えると思います。つまり、それらは、成長する為の栄養分である訳です。
卒業生の皆さんのこれらからの人生、きっと色々なことがあると思います。山あり谷ありだと思います。でも、私は信じています。皆さんが、必ずや、それらを乗り越え、人として大きく成長していくことを。
卒業には惜別が伴いますが、でも、卒業生たちがこのトライ式高等学院を旅立ち、またさらなる成長のために前に進んで行くのを、応援の気持ちを持って拍手で送り出したいと思います。
本当に御卒業おめでとうござました。
飯田橋・日本橋人形町キャンパス キャンパス長