トライ式高等学院オフィシャルブログ
岡山 岡山校ブログ記事
2016年12月21日
岡山校ブログ
ブログをご覧のみなさん、こんにちは。岡山キャンパスです。
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先日、岡山キャンパスでは12月の行事で\AED・心肺蘇生法講座/がありました。
みなさんは「もしもの時」の備えとしての知識はありますか…?今回は、岡山市にある「心臓病センター 榊原病院」の健康講座に参加させていただき、心肺蘇生の一連の流れを学びました。
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はじめに、スライドによる概要の説明から。
心臓病の代表的なものは、みなさんも聞いたことがある「心筋梗塞」です。そのうち約半数が病院に到着する前に亡くなるそうで、心臓の停止から3分後には脳障害が始まると言われています。だからこそ、その場に居合わせた人の素早い対応が必要です。
その他にも、
○心臓は胸のほぼ真ん中にある(左ではない)!
○心肺蘇生は必ずしも人工呼吸をしなければならないわけではない!
○AEDは手順を覚えなくても、音声ガイダンスに従うだけで使える!
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ということを一旦覚えておいたところで、今回は誰でも出来る「胸骨圧迫」の方法を体験実習しました。
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≪胸骨圧迫とは?≫
これまでは「心臓マッサージ」と呼ばれていましたが、現在はこの呼び方に変わりました。正常な呼吸がないと判断したらすぐに開始し、救急隊の方へ引き継ぐまで絶え間なく続けます。
保健師さんからのレクチャーを受けながら、まずは圧迫する位置と深さを確かめます(正しい位置でしっかり圧迫できていると、人形の胸部から「カチ、カチ」という音がします)。1分間に100回以上のリズムで、AEDが到着するまで続けます。
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≪「1分間に100回」ってどれぐらいのペース?≫
♪アンパンマンのマーチ
♪地上の星
♪世界に1つだけの花
↑こちらの歌のリズムに合わせて圧迫するとちょうど良いそうです(゜゜)!
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その後AEDが到着したらすぐに使用します。…といっても、AEDの使い方をよくご存知でなく、「講習会で習ったけれど忘れた」という方もいるかもしれません。
しかし実際にスイッチを入れると音声ガイダンスが流れて手順を指示してくれるので、1から完璧に覚えておく必要はないんです!落ち着いて行動すれば、意外と簡単に使うことができました。
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参加者全員が実際に胸骨圧迫を体験させていただき、ある程度の感覚がつかめたようです。
ちょっとした知識があることで救える命があると気付いた今回の講習。とても有意義な時間でした(^^)