トライ式高等学院オフィシャルブログ
京都 丹波橋校ブログ記事
2019年6月14日
丹波橋校ブログ
こんにちは!
トライ式高等学院 丹波橋キャンパスです。
前々回の記事で予告していたとおり、今回は、丹波橋キャンパスに通う生徒さんが記事を書いてくれました!
スイーツの名店取材イベントに参加してくれたF君が、小説風にしたためてくれた文章。
是非ご堪能ください(*^^*)v
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京都市営地下鉄『二条城前』駅、1番出口から堀川通りへ向かい、堀川通りを南へ400m。
三条会商店街を西へ。
私たちは辿り着いた。
スイーツの名店と名高い『Sweets Cafe KYOTO KEIZO』に!
レトロな雰囲気のオシャレな店で、店の前には黒板にチョークで書かれたメニューがあり、そこに書かれたイラストがかわいらしい。
店内は平日でもたくさんの人でにぎわっている。
この店の名物、「10分モンブラン」を注文した。
「10分モンブラン」とは、十分が経過すると食感が変化するモンブランだ。
私はその後、工房を見学させてもらった。
工房ではモンブランが一つ一つ丁寧に手作業で作られている。
モンブランが完成すると、パティシエの人がピースをして見せてくれた。
次はいよいよ実食だ。
私はモンブランをナイフで一口サイズに切り、口へ運んだ。
「旨い」とは思わなかった。
このモンブランは「旨い」という単語で表せるほど低次元のおいしさではない。
メレンゲを噛む度に口の中に「サクッ」と心地よい音が響きわたる。だがとてもやわらかい。
たっぷりと盛られたクリームは濃厚で砂糖控えめだ。なのに甘く感じる。
美味!
心のそこからそう思った。
もう一口、モンブランを口に運ぶ。
幸せだ。
もう一口、また一口とモンブランを口に運び、気が付いたら、モンブランの半分以上が無くなっていた。
一度休憩しよう。
十分後、食感が変わったモンブランも食べてみたい。
私はナイフとフォークを置いた。
そして、永遠とも思える長いときを待った。(実際は7分くらいだろう)
食感が変わったモンブランを食べようと、お皿の上のモンブランを見た。
先ほどまでは半分くらい残っていたモンブランが、今は4分の1ほどしかない。食感が変わるのを待ちきれずに味見をしてしまった結果だ。
モンブランが残り少ないのでちょっと寂しい。
私はモンブランを少しだけ口に運んだ。
クリームの味はほとんど変化していなかったが、メレンゲの食感はかなり変化している。
サクサクだったメレンゲが、しっとりしていて、ふっくらしていたのだ。
おいしさのあまり語彙力が低下しているのが自分でもわかる。
私はモンブランを完食した。
そして帰路に着いた。
追記
口に残ったモンブランの味を流したくなかったので、私は家に帰ってからうがいをしなかった。
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プロフィール
トライ式高等学院丹波橋キャンパスに所属している。
趣味はライトノベルを読むこと。
小説投稿サイトで活動中。
ブログを書くのは初めてなので、変な場所があったら、無視してね。