トライ式高等学院オフィシャルブログ
長野 松本校ブログ記事
2021年7月10日
松本校ブログ
皆さまごきげんよう、お嬢様部部長のオキャダーナですわ。
本日は特に書くことが思いつかなかったので、わたくしの自分語りを載せようと思いますわ。
かなり長くなりますが、お暇を持て余しているようでしたらお読みになってくださいまし。
わたくしには夢がありますの。
とある分野のプロとして、見知らぬ誰かの人生を照らす光になることですわ。
職業名や企業名などを具体的に出せるほどに夢をかなえる自信がないので、所々濁しますわ。ご了承くださいまし。
小学生、そして中学生の時、
「将来の夢は?」
と聞かれることが嫌いでしたわ。
当時、わたくしに夢などなかったんですの。
クラブチームに所属していた陸上も、塾に通ってひたすらに頑張っていた勉強も、どれだけ時間や労力を割こうと私以上にできる人なんていくらでもいましたから。
周りには、
「もう少し頑張れば〇〇さんに届くよ」
「なんでもっと努力しないの」
といわれ、しかしわたくし自身なりに努力はしていて、焦りを感じたりもしましたわ。
そんなギャップに徐々に疲れ、ある時から諦めを覚えてしまいましたの。
誰かと競うことや争うこと、なにか1つの明確な目標を持つことにとても嫌悪を感じるようになりましたわ。
夢なんてわたくしには叶えられない、挫折して1番つらいのはわたくしなんだから、夢など持つだけ無駄。
そんな、まさしく夢のない子供になってしまいましたの。
そんな考えのまま、気づけば中学3年生。
なんとなく行きたい学校はあれど、決定的に学力が足りず、
必死に手を動かせど、模試の結果はおまり変わらず、
流行り病に大切な学校の時間、授業時間を蝕まれていきましたわ。
おまけに、先輩方とばかり関わって、同学年に仲のいい方があまりいなかったので、
授業以外の時間に一人ぼっちになってしまったのですわ。
それでも、周りの期待や雰囲気に流され、頑張ることは続けていましたの。
そうすると、精神が摩耗し限界に近づくごとに、周りからの評価はあがっていきましたわ。
わたくしも、ここで期待を裏切れないという思いが強くなり、心身ともに無理をしていましたわ。
高校受験にもっとも関わっていく秋口のテスト当日、その朝に、わたくしは限界に達してしまったのですわ。
腹痛、頭痛、吐気、倦怠感。
その日は5教科のテストをこなし、しかし記憶はあいまい、フラフラになりながら過ごしましたわ。
帰ってきたテストは、散々でしたわ。
今までしてきた努力は、本当に泡のように儚く、0になりましたの。
それからしばらくは、体調不良と自己嫌悪に日々をつぶされ、
生産性も希望もない日々に流されていましたわ。
ある日、長い間生気なくぐったりとしているわたくしに、知人がある動画を見せてくれましたの。
その動画で見たもの、それがわたくしが今見ている、初めての夢になったのですわ。
強かで、華やかで、派手で、美しい。
沈み込んだわたくしには全くなかったそれらは、あまりにまぶしくて、
ある種の恐ろしさすら感じましたわ。
わたくしとは対極の、遥か彼方にある蜃気楼にすら思えましたわ。
しかし、確かに魅力的で目を奪われるものだったので、
気づけば、同じ職業の動画を探し見漁っていましたの。
わたくしの先の見えない不安など、その動画の中で動く方達の姿、必死さに比べるとどうでもよく感じるようになっていましたの。悲しい気持ちやつらい気持ちが、すべて晴れるわけではありませんが、わたくしの心を真っすぐ照らしてくれましたわ。
夢を抱くことは無駄と思っていたのに、
夢のために傷ついても絶対に立ち上がり前に進む姿は、
流されること、迷いと諦めばかりのわたくしをすべて変えていきましたの。
中途半端、しかも長文になってしまい申し訳ありませんわ。
しかし、
【努力が報われずとも終わりではなくて、小さな出来事から前を向くことができた】
という自分語りが、何かに悩んでいる誰かを少し支えられたら幸いですわ。
ということでわたくしは、実際に倒れそうな人を支えるために、
お筋トレをしてまいりますわ~!
それでは皆さま、ごきげんよう。