トライ式高等学院オフィシャルブログ
東京 大泉学園校ブログ記事
2022年1月21日
大泉学園校ブログ
こんにちは
通信制高校サポート校、トライ式高等学院 大泉学園キャンパスです
いつもブログをご覧いただいている皆様、ありがとうございます。
先週の雪が積もった日の翌日(金曜)に、こんなことがありました。
10時からのマンツーマン授業に、15分ほど遅れてキャンパスに駆け込む高3生の姿。
開口一番「先生、言い訳させてください」と。
「ぼくぅ、ほんっとうに今朝は人助けしてたんで、遅れてしまいました」と話が続きます。
聞くと、その生徒がキャンパスに向かっていたら、
雪が凍結した坂道を下から上に重たいバイクを押しながら歩いて大変そうだった男の人がいたんだとか。
で、「このまま見過ごせない」、「助けてあげないと」と思った彼は
「押しますよ」と自分から声をかけて、坂道を登りきるまでバイクを押してあげたんだとか✧✧✧
授業の担任の先生も、「それは許す」「それは立派」と大絶賛。
いいことした日は一日気持ちがいいよね~と。
さすが高校生というか、誰に言われたでもなく、誰かに褒められたいということがあるわけでもなく、
困った人をスルーできない、助けるのが当然と考えて行動できる彼の社会性や行動力。
こういったことは、授業や勉強で教えてもらえるような知識やスキル、ノウハウなどとは違う
やさしさや思いやりの力ですよね~。いわゆる非認知能力、生きる力ですね。
実は、彼自身、中学高校時代は、学校の部活や友達、先生などから
いろいろと嫌な目に遭っていたことがあって、勉強も思ったようにできなかった時期があるなど
つらく苦しいだけの時期を過ごしたことがあるという生徒です。
でも、そんな大変な経験やつらさを過去に抱えながらも、今ではキャンパスでは
誰にでも人懐こく話しかけ、元気をふるまってくれる姿。
こうしてふとした時に何も考えずに人に手を差し伸べることができるのは、
彼の心の部分の成熟や成長が既にできているということなんだなあと感慨深く思います。
きっと、彼はもう自分のネガティブな過去も全て受け止めて、
社会や世の中の人たちを、安心して信頼して受け止めている証拠なのかなあと
感じるような出来事でした。彼にはちゃんと居場所がある、と、そう思うエピソードでした。
そういった小さな優しさや思いやりの姿を日々あちこちに見ることができるのが
大泉学園キャンパスの日常です。
大泉学園キャンパス・・・
これを読んでくれているあなたの居場所の一つにしてもらえたらいいなーと思っています。
大泉学園キャンパスでした。
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