トライ式高等学院オフィシャルブログ
愛知 豊橋校ブログ記事
2023年1月10日
豊橋校ブログ
こんにちは!
通信制サポート校、トライ式高等学院豊橋キャンパスです。
今日は、学校では習うことがあまりなくても、日常生活でよく使われるsupposeという動詞についてお話します。
supposeは「推測する、仮定する、~だと思う(thinkより不確か)」を意味する単語ですが、be supposed to という形でよく使われています。英語圏のドラマや映画を見ることが多い人は馴染みがあるかもしれませんね。
では、この be supposed to を使った表現のいくつかを説明していきたいと思います!
① 〜しなければいけない
ルールによって「~しなければならない」または「~するべきではない」と言いたい時に、be supposed toが使えます。
mustを使いたくなるかもしれませんが、これは「絶対~しなくてはいけない!」という強い義務を意味してしまうので、直接的で大げさに聞こえてしまうかもしれません。
例えば、海外でも日本でも美術館での写真撮影が禁止されているケースがあります。そんな時に “You are not supposed to take pictures here.” を使えば、「ここでは写真撮影は禁止されています。」と柔らかい言い方で伝えることが可能です。
be supposed toを使えば、自分の意見ではなく、ルール上「~するべきです」や「~してはいけません」というニュアンスを出すことができます。 “must” や “have to” だと「~しなくては駄目だ!」と強い口調に聞こえてしまう可能性があるので、こちらの方が相手の感情を損ねることなく伝えられます。
②〜するものである
これは一般的にそうであること、信じられていることを表す使い方です。be supposed to を「~だと思われている」「~と考えられている」の意味で使います。
The breed of dog is supposed to be good with children. 犬を飼うことは子どもにとって良いことだと考えられている。
The word is supposed to be derived from French. その単語はフランス語に由来していると言われている。
上の例文は2つとも断定はせず、「~らしい」というニュアンスを含んでいます。
③〜するはずである
期待に沿えるよう「〜するはずである」という使い方です。このニュアンスで一番使われるフレーズが次の1文です。
What am I supposed to do? 私にどうしろっていうの?
直訳だと「私は何をするはずなの?」になりますが、会話の相手に対して皮肉を込めて「私にどうしろっていうの?」と苛立ちを表すフレーズ😣です。アメリカの映画やドラマを見ている人なら、言い争いのシーンで一度は耳にしたことがあると思います。
この言い方には次のような意味が込められています。
What do you want me to do? 私に何をしてほしいの?
There is nothing I can do. 私にできることはないよ。
What was I supposed to do? 私はどうすればよかったの?
この過去形の形でもよく使われます。
shouldを使った “What should I do?” は同じような和訳ができますが、冷静に自分がすべきことを聞いている感じがします。一方、supposeの表現はイライラした状態で使うことが多いです。
supposeは日常会話でよく使われる動詞です。特に①の「~しなければならない」という意味で使うと、mustより柔らかい印象になってネイティブらしい表現ができると思います😊
以上、豊橋キャンパスでした。
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