トライ式高等学院オフィシャルブログ
長野 松本校ブログ記事
2023年2月13日
松本校ブログ
皆さん、こんにちは
本日も朝の9時から登校…いや、「現在、朝の9時00分」記念すべき10号は講師の先生の紹介をします
そうです
講師の先生も9時に来ます
その先生は、「やさしさ」を具現化したような先生です
教え方はもちろんのこと、合格実績、学力向上においても高い能力を発揮していただいています
そんな先生にも、人生におけるターニングポイントがありました
それは、8月
その先生にも「夢」がありました
目指した夢は「学校の先生」です
大学で数学を専攻し、高い能力を保ちつつ
教員に必要な資質である人間関係の構築や、生徒対応においても高い対応力を見せていました
そんな人が先生になったら、学校は楽しいだろうな…と思わせる方でした
生徒からの信頼も厚く、相談も親身になって聞いてくれる先生でした
また、相手の気持ちを考えて行動できることも、生徒の手本となってくれました
余談ですが…
学校の先生になる為には
①大学で必要な単位を取得し、申請後に教員免許を取得
②各都道府県教育委員会(以下 教育委員会)が主催する教員採用試験に合格
③教育委員会が赴任校を選定し、配属
という順序を経て、「学校の先生」として勤務します
その中にも、「正規採用」「常勤講師」「非常勤講師」「支援員」などの勤務形態はありますが
全員もれなく「教員」であり、生徒や児童からすれば全て「先生」です
本題に戻ります
その先生は、教員採用試験の1次試験を突破し、2次試験に向けて受験勉強真っ最中でした
また、堅実な性格の持ち主でもあるその先生は、公務員試験も同じタイミングで受験していました
相談に来た時、第一声「合格しました」と来ました
その次は「どうしましょう」でした
公務員試験に合格し、今から臨む教員採用試験…
あくまで仮ではありますが、どちらを選ぶべきか悩んでいるというものでした
教員採用試験は、各都道府県で実施されるため難易度は様々です
その先生が受けた所の倍率は…全体でも10倍以上
しかし、教員採用試験は「現場での実績」というものも加味されるため
仮に不合格となっても
学校現場で働きながら正規採用を目指し、受験するという方法もとれます
「公務員をしながらも教員採用試験を受験することは可能だが
はたしてそれで合格することができるのか」
また、「倍率10倍の難関を、何年かかっても追いかけるべきか」
「既に合格している公務員を捨てるのはもったいないのではないか」
「マジで分かんないっす」
笑いながら言うその姿は冗談っぽく見せていましたが
決定打に欠け、何をどう迷っていいのかも分からない
困惑した様子でした…
公務員か、先生か…
これから先の人生、社会人としてどんな生活を送っていくのか
大いに迷い、様々な方に意見や考えを仰いだことでしょう
相談できる人が多いこと、仰げる人が多いことも、その先生の強みです
最終の判断は自分自身ですが
ヒントは多く、協力者も多い方が「答え」にたどり着きやすいことは容易に想像できます…
時間はかけましたが、最終判断は…下したようです
新生活まであと2か月
本日もその先生は、一人ひとりの生徒の為に
自分に何ができるのかを考えています