トライ式高等学院オフィシャルブログ
東京 飯田橋校ブログ記事
2023年2月25日
飯田橋校ブログ
みなさん、こんにちは
飯田橋キャンパス スタッフの中野です。
今回はイベント告知のため、記事を書いております。
来月3月13日(月曜)に、「映画館に行こう」というイベントを作りました。
私自身はとても映画が好きで、ジャンル関係なくどんな作品でも割りと見ます。
コロナ以後、サブスク配信サービスが充実し、
テレビやスマホで映像作品を嗜む機会はグンと増えたはず。
でも、映画館に行くってちょっとハードル高いですよねー。
映画館のハードル
・料金が高い
Amazonプライムだと月500円で約6000本の映画を見れるのに対し、
映画館では高校生料金1000円で1本しか見れない。
・環境が固定されている
通学中の電車、ソファーやベッドの上、トイレの中…etc、どこでも見られるサブスク(スマホ)に対し、
映画館では決められた時間、決められた席で見ないといけない。
・当たり外れがある
人それぞれに趣味嗜好があるため、大ヒット上映中!とCMが流れていても、
自分が面白いと思うかは見てみないと分からない。
デメリットも多い中、映画館で多くの時間を費やしている人もいるという事実があります(私みたいに)
映画館のメリット
・映画に特化した環境で鑑賞できる
最高級の音質、画質、大きな画面で作品を鑑賞することができるのは映画館だけ!
・映画館という非日常空間
自宅で映画を見ると、どうしても途中でスマホが気になったり、
映画を流しながら横でゲームをしてしまったりします。自宅は誘惑が多い…笑
閉じられた場所で、スマホなどに気をそがれず、集中して物語に入り込めるのも映画館の特徴です。
今回イベントを組んだ理由は、体験をしてほしかったから。
同じ作品でも、家で見るのと、映画館で見るのでは感覚として大きな違いがあります。
身体に響いてくるほどの音に包まれ、登場人物の心情により深く入り込むことができる。
小さな息遣いの音さえ伝わってくる”近さ”に、
ふかふかの指定席に座っている観客ですら緊張に心拍が上がってくる。
昨年末から話題になっていたアニメ映画「THE FIRST SLAM DUNK」の1シーン。
バスケットボールの試合終盤、全員がボールの行方を見守る場面。
作中の音が全て取り除かれる演出に、”固唾を吞む”行為が作品内の登場人物を飛び越え、
観客にまで伝播してしまう感覚になりました。
その瞬間は、ポップコーンの咀嚼音さえ聞こえそうなほどに劇場内が静まり返りました。
けれど、そんな音を出す人が一人もいないくらい、全員がスクリーンに釘付けになっていました。
まさに”体験”と呼べるものでした。
そんな映画館ならではの体験を、是非味わってほしいなと思っています。
さて今回、中野の独断と偏見で選ばれた作品はこちら!
「いつかの君にもわかること」
あらすじ
窓拭き清掃員として働く33歳のジョンは若くして不治の病を患い、残された余命はあとわずか。シングルファーザーとして男手ひとつで4歳のマイケルを育ててきた彼は、養子縁組の手続きを行い、息子の“新しい親”を探し始める。理想の家族を求め、何組もの“家族候補”と面会をするが、人生最大の決断を前に進むべき道を見失ってしまう。そんな彼は、献身的なソーシャルワーカーとも出会い、自分の不甲斐なさに押しつぶされそうになりながらも、息子にとって最良の未来を選択しようとするが……。
Filmarks映画情報 https://filmarks.com/movies/93025
どう転んでも、お父さんが亡くなってしまうという結末になることは決まっているし、観客も分かっている状態。
まだまだ幼い親子関係がどのように紡がれ、どのように終わりゆくのか。
とても愛情深い作品になっていそうです。
選出の理由としては、これまた、あまり触れてこなかったものに触れてほしいなという気持ちからでした。
聞いてみると、字幕映画をあまり見ないという子もそこそこにいました。
洋画は見るけど、ド派手アクションのスカッとするエンタメ作品ばかりになってしまうことも結構多いですよね。
鑑賞後にずっと考え続けてしまうような、重くて、心中渦巻いてしまうような……。
そんな人生に影響してしまいそうなものにも触れてほしかった。これが理由です。
日本公開が始まって1週間経ちますが、評価は上々で、
ゆっくり静かに時間が流れる。
親子の絆と愛情とで心があたたまり、目頭も熱くなる感じ。
映画自体は全くお涙頂戴的な演出もなく
主人公の心の機微を感じ取れるような丁寧な作りの作品だったと思います。
なので、決壊したダムというよりは閉め切れていない蛇口のように、
しずしずと涙が溢れていました。
という感想があり、しっとり感じる作品のようです。
イベントを組んでおいてなんですが、日程まで待ちきれず、私は劇場に足を運んでしまいそうです笑
上映館が少なく、イベント当日まで上映が続いているかが不安ですが、
生徒のみんなと見に行けたら楽しいだろうなーと夢想しております。
イベントは映画鑑賞後にトークセッションも計画しています。
お堅い感じではなく、最初のお題を”今日見た映画”にして、
どんどん話を膨らませていく連想ゲームのようなものになれば素敵だな~♪と。
みんなで話したらそれぞれ注目するポイントが違ったり、
あのシーン良かったよねぇ~!と共感したり、
時には意見の食い違いでケンカしたり(笑)
仲良くなるきっかけにもなればいいなと思います。
映画館に行ったことのない人もご安心ください!
引率スタッフがチケットの買い方から入場の仕方まで丁寧に教えます^^
これから始まる映画ライフの第一歩を!
本日も、最後まで読んでくださりありがとうございました!
また次回のブログでお会いしましょう^^
以上、通信制高校サポート校トライ式高等学院
飯田橋キャンパスよりお送り致しました!