こんにちは♪

トライ式高等学院大宮キャンパスです（＾＾）

ブログをご覧いただき、ありがとうございます！

先日行われた大宮キャンパスのイベント、東京国立博物館の見学会のレポート後編です🎵

引き続きM先生にレポートしてもらいます！！

↓前回のM先生のブログはこちらよりご覧いただけます↓

https://www.try-gakuin.com/blog/2023/03/17/090000/170994/

こんにちは😊

大宮キャンパスの講師のMです。

東京国立博物館の「大安寺の仏像」を鑑賞した後、

平成館に移動して特別展「東福寺」を見学しました✨

東福寺は、京都を代表する禅宗寺院の一つで、新緑や紅葉の名所としても有名です！

朝廷の最高権力者だった九条道家の発願により、寛元元年(1243年)、中国・宋で禅を学んだ円爾を開山に迎えて創建されました。

東福寺の名は、奈良の東大寺と興福寺になぞらえて、「東」と「福」の字を一字ずつとったことに由来します。広大な甍を並べる大伽藍群は、京都の人々から「東福寺の伽藍面(がらんづら)」と呼ばれました。

内容は、中国・宋伝来の禅僧の肖像画(頂相)や書(墨蹟)、東福寺ゆかりの画僧・吉山明兆の仏画、鎌倉時代の仏像など、見どころたくさん。まさに「規格外」のヘビー級でした。

全体を見終わった後、感想と気づきを一人一人発表しました。

Tくんの気づき:大安寺の後に東福寺の展示を見て、奈良時代と鎌倉時代の仏像の特徴の違いを理解できた。鎌倉時代の慶派の仏像は、筋肉の盛り上がりや風になびく衣など、動きのあるポーズが目立ち、目は玉眼が用いられ、大変リアルで生気を感じた。とくに巨大な二天王像が迫力満点で、一番印象に残った。

M先生のコメント:特別展「東福寺」を追加した目的や、鎌倉彫刻の迫真性、力強さといった特徴に気づいたのは、Tくん、さすがです。本尊の両脇侍像の阿難・迦葉(かしょう)立像の玉眼のリアルな瞳も単眼鏡で一緒に確認できましたね！

(芸術新潮2023年4月号より)

Uさんの気づき:私は書の展示に注目しました。とくに、無準師範と張即之(ちょうそくし)の墨蹟は初めて見る書き方でした。私は書道を習っているので、今後の表現方法に大変参考になりました。筆の運び方に勢いがあり、太くて大胆な文字からは、ものすごいエネルギーが感じられました。

M先生のコメント:Uさん、私も同じく、書の展示のコーナーは度肝を抜かれましたよ。
張即之の「方丈」の文字の前では、しばらく立ち尽くしました。

全国の多くの禅宗寺院で、この字を基にしたと思われる扁額が見られるそうです。

Sさんの気づき:明兆の「五百羅漢図」が、室町時代に描かれたとは思えないほど色鮮やかで、一番印象に残りました。四コマ漫画のような解説も分かりやすく、面白かったです。

また、十数年もかけた修復過程の映像も、興味深く見ることができました。

M先生のコメント:Sさん、修復過程の映像を真剣に見ていて心強く感じました。文化財の修理と保存の意義に気づいたのすばらしいことです。

「五百羅漢図」の色彩の鮮やかさは私も印象に残っています。

(全体を通して)

皆さんのさまざまな視点からの気づきは、はっとするほど新鮮で、大変素晴らしかったです。

二つの展覧会の内容はかなりのボリュームで、3時間以上の鑑賞になりましたが、充実した時間を過ごせたと思います。

参加してくれてありがとうございました。

今年度もまた、第三弾を企画しますので、楽しみにしていてください。

M先生今回も素敵なレポートありがとうございます（＾＾）！

皆、それぞれ学びがあったのがとても伝わりました✨

集合写真、素敵ですね～😊

第三弾、とっても楽しみです🎵
今回参加できなかった皆さんも、ぜひ参加してくださいね（＾＾）

先日TOKYO MXにてトライ式高等学院の特集番組が放送されました！

日常のキャンパスの様子や部活動、学校行事など、キャンパスライフに密着した内容となっています。

下記は放送内容を約13分にまとめた動画となりますので、ぜひ一度ご覧ください！

🍀本動画が、将来にとっての一助となれば幸いです🍀

番組名：あなたには“夢”はありますか？～高校教育の新しいカタチ～

放送局：TOKYO MX

動画URL：https://youtu.be/rAbT7eKQk8I

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