トライ式高等学院オフィシャルブログ
兵庫 三宮校ブログ記事
2023年3月28日
三宮校ブログ
トライ式高等学院卒業式が3月4日(土)、
大阪府立国際会議場にて行われました。
中学2年生の冬から、
約4年半という長い月日を
トライ式中等部・高等学院で過ごした
高校3年生のO君。
どのようなキャンパスライフを送り、
この「卒業式」を向かえたのでしょうか。
前回に続き、
今回はインタビュー後編をお送りいたします。
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🎤トライに入学したばかりの時は、どんな感じでしたか?
最初の頃は、
同級生の友達はあまり居ませんでした。
そんな中「林間学校」があって、
「友達が欲しい」という思いから参加しました。
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そこで今では一番の仲良しとなった、
I君との出会いがありました。
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同じ話題・趣味を持って話せることができる関係。
同じ「好き」を持っている子と知り合えたのは、
ある意味「奇跡」に近かったと思います。
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2人で居ると話題が尽きない。
だからあっという間に時間も過ぎる。
そんな友達と出会えたのは
とても大きなことだったと思います。
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僕がしんどい時に、
すごく心配してくれるイイやつ。
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逆に僕もI君のことを気にかける時もありました。
声をかけるか、そっとした方が良いのか…。
相手のことを本当に想っているからこそ、
そんな風に考えたのかもしれませんね。
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I君の「ふつうに優しいところ」が好きです。
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🎤トライでの生活はどうでしたか?
トライで過ごせて良かったんじゃないかなと思っています。
嫌々のまま勉強を続けていたら、
自分が変わらなければ、
結局何事も続かない。
「早めに勉強せな!」
そう自分で気づけたのも良かったです。
それもここじゃないとできなかった。
自分が必要だと思う勉強を
自分で考えて、自分で選んで取り組める。
それが許される場所。
ここは、0か10の世界ではなく。
「やるか」「やらないか」
の2つの選択肢だけでもなく。
0か10か…「5」(保留)という
3つ目の選択があるところ。
自分は「やらない人」なのに、
周りがやっていると
「やらないといけない」
という自分がどうしても出てくる。
少しずつ「本当の自分」を見つけていきました。
「できていない自分」を認めて。
「じゃあ、そこからどうする?」。
「できていない」≠「ずっとダメ」
では決してない。
それが腑に落ちたんだと思います。
「その場所」だけではない。
自分なりの道を見つけてもいい。
まわり道も許せるようになったし、
選択の幅が広がりました。
つまずいても、
少し上手くいかなかったとしても、
這い上がればいい。
僕はそう思います。
トライのみんなは、
仲間であり良きライバルです。
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O君、素敵なお話を本当にありがとう。
そしてご卒業おめでとうございます💐
これからの益々のご活躍を
心より願い、そして応援しています。