トライ式高等学院オフィシャルブログ
奈良 西大寺校ブログ記事
NEW2025年1月25日
西大寺校ブログ
こんにちは!
トライ式高等学院 西大寺キャンパスです!
本日はキャンパス長の関川が、
日々の一つ一つの決断の重要性についてお話しできればと思います。
普段そんなに意識することはありませんが、毎日私たちは大小さまざまな決断をしており、一日1,000個以上の決断をしていると言われています。小さな「決断」のひとつひとつが、自分を作っていると考えたことはありますか?
このブログを読んでくださっている方の中には、
・現状、学校に行けていない。
・単位を取ることができず、留年が決まってしまった。
・変わりたい思いはあるけれども、今一歩行動できていない。
など、お困りの方もいらっしゃると思います。
今の学校でこれ以上のサポートがないなど、
現状から変わる見込みがないのであれば、
思い切って転学を決断することも、その後の未来のための大きな選択肢になります。
本日は日々の選択が未来の自分を創っていくという考え方をお伝えしていきます。
一般的に『決断』というと、一大決心というイメージがありますが、
実は毎日
などのように、小さな決断を繰り返しています。
そしてその小さな決断のひとつひとつが、
自分という人間そのものを形成しているといっても過言ではありません。
かの有名な劇作家ウィリアム・シェイクスピアの作品のひとつである『ハムレット』のなかで、
ハムレット王は『Life is a series of choices.(人生は選択の連続である)』といいます。
この言葉はシェイクスピアの名言として非常に有名な一文でもあります。私たちは、日常のあらゆる場面で選択を迫られており、これらの小さな選択を積み重ねることで人生が形作られることを意味しています。
私もそうですが、その小さな選択で誘惑に負けてしまうんですよね。楽な方に、楽な方に、行ってしまうんです。そうして、後から後悔するんですね。あのときもっとこうできたらって、あの時こっちの道を選んでいたらって。きっとそういうものなんです。人間はどちらかを選んだとしても、選んでない方の道を考えてしまいます。でも、自分で選んだ道なんです。
だからこそ、これを読んでくださるみなさんを含め、トライの生徒たちには、”今”を自分で選び取り、一生懸命生きてほしいですね。もちろん、一生懸命に今を生きたとしても、後悔することがあるかもしれません。それでも、過去でも未来でもなく、今を生きてほしいのです。
通常、私たちは無意識のうちにこれらの選択を行っているので、
「決断が自分という人間を形成している」といってもあまり普段は意識しませんね。
現在の状況はこれまでの環境が影響していますが、
その最たるものが小さな『決断』の繰り返しなのです。
自分の現在置かれている状況もまた、過去の決断の結果ということができますし、
もっというならば、現在の自分というのは『過去の決断の結晶』です。
将来のために何かした方がいいと思うけど、環境を変える勇気が出ない、現状に甘えてしまう気持ちは、とても分かります。同じ行動をしていれば、今以上に悪くなる可能性はあまり大きくありません。ですが、今の環境や今の行動から変えない限り、今後上向きになっていくこともないのです。
もちろん自分の将来のための行動は、今の自分にとって負荷がかかります。だからこそ、みなさんの大切な決断を一緒に背負わせてほしいのです。現状を一緒に悩みたいですし、成長を一緒に喜びたいのです。
些細な決断が自信につながる
自己肯定感が低く、自分に自信のもてない人の中には、決断を人任せにしている人はいないでしょうか。日々の些細な決断も「なんでもいい」と人に委ねることなく、自分で決めることをしていけば、自ずと自信につながると私は考えています。
小さなことから自分の意見をもち、他人に流されずに自分で選ぶことで、
自分で決断することが癖になり、大きな決断をするときに自信をもって踏み出すことができます。
生殺与奪の権を他人に握らせるな! 富岡義勇の名言にも語られている。
自分の行動を自分で選択することの重要性については、少年ジャンプの大人気マンガ『鬼滅の刃』でも語られています。
生殺与奪の権を他人に握らせるな!!
惨めたらしくうずくまるのはやめろ!!
そんなことが通用するならお前の家族は殺されてない!
奪うか奪われるかの時に 主導権が握れない弱者が妹を治す?
仇(かたき)を見つける? 笑止千万(しょうしせんばん)!!
弱者には何の権利も選択肢もない!
悉(ことごと)く力で強者にねじ伏せられるのみ!!
妹を治す方法は鬼なら知っているかもしれない!
だが!! 鬼共がお前の意思や願いを尊重してくれると思うなよ!
当然俺もお前を尊重しない!それが現実だ!
©吾峠呼世晴/集英社 コミック1巻1話[残酷]
『鬼滅の刃』に登場する名言「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」は、富岡義勇が主人公炭治郎に向けて放ったもので、他人に自分の命運を委ねないという厳しい戒めが込められています。このフレーズの背景には、登場人物それぞれが背負う過去と葛藤があり、ただ生死を左右するだけでなく、自己決定の重要性を強く意識させる教えが詰まっていると言えます。
「生殺与奪」とは「生かすも殺すも他人が自由に操ること」を指す熟語で、現代社会でも「生殺与奪の権を握る」は、「決定権」の意味合いで使われています。『鬼滅の刃』の劇中でのこの台詞は、単なる生死の支配にとどまらず、自立と自己の強化を、他者に委ねず自分で道を切り開く意識の重要性を示しているといえるでしょう。
過去の決断の繰り返しが現在ならば、
現在の決断の繰り返しが未来を創るということにもなります。
『塵も積もれば山となる』ということわざがあるように、
現在の小さな決断の全てが未来へとつながっていきます。
例えるならば、自分で選択した一つ一つ決断という点が連続することで大きな線になり、その線と線がつながって理想の未来を描くことができるのです。
私たちは長い年月をかけてたくさんの決断を経て、
そして理想を実現するために、『現在の延長線上に未来がある』という意識をもちながら
日々を過ごしていく必要があります。
しかし逆にいえば、そのことに気が付いたのであれば今からでも未来を変えることはできます。
この時期は、今年度の成績の話や、来年度の話も少しずつ出始め、何かと決断を差し迫られる時期かと思います。今の現状にうまくいっていない部分があり、変えたいと思う気持ちが少しでもあるならば、私たちが全力でサポートいたします。
不登校解決のための声掛けの仕方、神経発達症のお子様との関わり方、大学受験に関する教務知識などは、我々の専門の分野になりますので、ご相談いただければ、お力になれるかと思います。
今からでも「まだ間に合う」「大丈夫」だと思えれば安心することができ、むしろこれからの生活に対するワクワクする気持ちが出てくるかもしれません。その一助になれば幸いです。
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