“通信制高校に入学すると大学進学が難しくなるのではないか”、というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、通信制高校に通いながら大学受験に合格することは可能です。
しかし、希望の進路を実現するためには、卒業サポートだけでなく、受験対策などを行ってくれる通信制高校を選ぶ必要があります。
この記事では、大学進学を目指す方が通信制高校を選ぶ際のポイントを、実際のデータを確認しながら解説していきます。
文部科学省の「学校基本調査」によると、通信制課程の生徒の入退出状況について、平成30年度間では、年度当初入学者数は50,820人、年度中途入学者数は22,865人、年度間退学者数は12,195人、年度間卒業者数は56,283人となっています。
通信制高校のみの場合だと、大学進学はおろか、卒業すら難しい状況にあることがわかります。 令和元年5月1日現在、平成30年度間に通信制高校を卒業した者のうち大学進学率は18%と、通信制高校のみで大学進学を目指すのは難度が高いことがうかがえます。
卒業や進学を難しくする大きな要因は、「卒業に必要な課題を進める」「卒業までの学習計画を自分で進める」「卒業と並行して大学受験勉強を進める」ことにあると考えられます。
これらのことを、基本的には一人で進めなければならず、そのために途中で挫折してしまうのです。 つまり、通信制高校選びにあたって、「進路指導」「学習サポート」「メンタルサポート」の体制が整っている学校が望ましいと言えます。
通信制高校を選ぶ際に重要なのは、「卒業までのサポートが充実しているか」「直近の合格実績が充実しているか」です。
大学受験をするためには、高校を卒業していることが前提となります。しかし、先程説明した通り、通信制高校の卒業率は決して高いわけではありません。そのため、卒業までのサポートが充実しているかどうかは、大学進学を検討している方にとっては必ずチェックしておきたいポイントです。
体調面や学習の遅れを気にされている方は、下記の観点で通信制高校を比較するのがおすすめです。
合格実績を確認することで、「志望校に合格できる力がつくかどうか」を判断することができます。合格実績に加え、以下を確認しておきましょう。
多くの通信制高校は、高校を卒業することが主な目的のため、授業も高校卒業レベルのレポートに取り組む学校が多く、学力を上げることが目的でない場合もあります。
必ず入学する前に見学や体験授業に参加し、自分の希望に沿ったサポートを受けることができるか確認しましょう。
通信制高校のメリットは、全日制高校よりも自分の時間を作ることができる点にあります。登校日は高校ごとに異なりますが、全日制高校の登校日が約300日間に対し、通信制高校は約20日間です。
残りの時間を有効活用し、大学受験に必要な科目に絞った授業や、小論文・面接など総合型選抜・学校推薦型選抜に向けた対策に充てることができるので、志望校合格に近づくことが可能です。
さらに、一人ひとりの志望校に合わせたカリキュラムを作り、志望校の受験情報や併願校も合わせた受験戦略をサポートする体制があることが好ましいです。
登校が難しい生徒にとって、安定した通学や体調面・メンタル面のサポートが必要になるケースも多いです。そのため、通信制高校に入学後、不安定になった場合のサポート体制は必ず事前に確認するようにしましょう。
自宅やオンラインで受験勉強ができることや、精神面の支えになる存在がいることは、通信制高校に通いながら大学受験を目指す上で重要なポイントとなります。
一般的な通信制高校の学費は20〜30万円と言われています。就学支援金の対象になるため、各高校に確認することをおすすめします。
しかし、通信制高校は「高校卒業」が目的のため、受験サポートは少ないのが現状です。そのため、大学受験を目指す生徒は、通信制高校とは別に、塾や予備校に通うケースが多いです。
結果として大学受験にかかる費用は、「通信制高校の学費+塾・予備校の月謝」になるので、この合計額で予算を検討しまししょう。
おすすめは、通信制高校の仕組みに理解のある「通信制高校サポート校」を利用することです。また、通信制高校サポート校に入学しても、受験へのサポートを含めたトータルの費用が、通信制高校の学費の2倍かかるなどということはないのでご安心ください。
通信制高校に通いながら大学進学を目指す場合、通信制高校以外のサポートを活用する必要があることはお分かりいただけたと思います。
大学進学を目指す方に特におすすめしたい、通信制高校サポート校を併用するメリットについてみていきましょう。
通信制高校サポート校のトライ式高等学院では、プロ講師による完全マンツーマンの授業を行っています。同じ内容の授業を同じペースで進める集団授業に比べ、自分の学習レベルや理解度に合わせて指導するので、わかったつもりを防ぎ、理解を深めた上で授業を進めることができます。
さらに、生徒の性格や思考に合わせたテキスト選定や、大学進学を希望する人に必要な学習内容も提供可能です。
特に、学習の遅れを自分のペースで取り返していけることが、マンツーマン授業最大のメリットです。
トライ式高等学院に在籍する生徒のほとんどは、入学前に対人関係・体調・学習面など様々な悩みを抱えて入学してきます。
トライ式高等学院には「教育支援カウンセラー」の資格を持つキャンパス長が担任として常駐しているため、日々の関わりから生徒一人ひとりの悩みや問題に真摯に向き合い、解決に導いています。
その他、プロのカウンセラーによるカウンセリングも行っており、入学後にご不安がある場合でも生徒へ寄り添う環境をご用意しています。
一般的な通信制高校の大学進学率が18.0%(※1)と言われる中、トライ式高等学院は、卒業率99.2%・ 大学進学率68.5%(※2)を誇ります。高校卒業後の進路を見据えたサポートで人間性と社会性を育みながら、一人ひとりの夢や目標を叶えます。
高校卒業に必要な単位取得のための指導から大学受験対策まで、他の塾や予備校に通わなくても、トライ式高等学院だけで対応可能です。学校の授業と塾の勉強を両立させるための学習計画を自分で考えなくても、キャンパス長が生徒の学習状況を把握した上で最適な学習カリキュラムをオーダーメイドで作成します。講師は合格実績や指導経験豊富なプロ講師なので、大学受験対策も万全です。
上記でご紹介したように、通信制高校サポート校の「トライ式高等学院」は
など、通信制高校からの大学進学をあらゆる面からサポート可能です。
※1 出展:文部科学省「学校基本調査」
※2 卒業率とは、卒業対象者のうち、退学者を除いた割合。大学進学率とは、進路決定者のうち大学・短大・専門職大学に合格したものにおいて。卒業/大学進学率2021年自社調べ。在籍生徒数3,500名以上の通信制高校・サポート校において進学率全国1位。2021/4/16 産経メディックス調べ。トライ式高等学院は通信制高校サポート校です。
トライ式高等学院なら、お子さまの性格や学力に合わせて最適な講師をご紹介します。信頼関係を深めながら、授業を通じて小さな成功体験を積み重ね、自己肯定感を高めて徐々に学力をつけていきます。
授業は全てマンツーマンで行うので、中学校の学習内容に不安のある方や、質問するのが苦手な方でも、無理なく自分のペースで進められます。
「一般選抜」「総合型選抜(旧AO入試)」「学校推薦型選抜(旧推薦入試)」など、志望大学や生徒の一人ひとりの特性に応じて最適な受験戦略を立案します。また総合型選抜や学校推薦型選抜の合格に必要な「資格取得」や「活動実績」の対策も万全です。
無料の進路相談やオープンキャンパスは随時実施中!少しでもトライ式高等学院に興味を持っていただけましたら、お気軽にお問い合わせください。